お産の流れ

電話で病院へ来るよう指示があった場合は、出産・入院の準備を持って病院へ向かってください。緊急の際はすぐに病院に向かい、入院準備はご家族にお願いしてください。

大同病院の東玄関から入り、エレベーターでA4病棟へ上がってください。夜間の来院は、警備室のスタッフにお名前と分娩で来院した旨をお伝えください。

病棟へ到着したら、スタッフが分娩室へご案内します。赤ちゃんの状態のモニタリングと内診、必要に応じて破水の検査等を行います。分娩開始であれば、入院の手続きを行います。分娩開始一歩手前の場合は、一旦ご帰宅いただき自宅で経過をみることもあります。

分娩での入院が決定したら、分娩室または入院するお部屋にご案内します。当院で用意したお産用の服に着替え、様子をみていきましょう。分娩室への移動はバースプランなどを参考に、お母さんの状態に合わせて助産師からお声がけさせていただきます。破水していなければシャワーを浴びたりお風呂に入ることもできます。
自然分娩を基本としており、会陰切開・陣痛促進剤は医学的に必要と認めた場合のみ行います。24時間体制で医師・助産師が勤務しており、 緊急時には帝王切開を行える体制を整えています。

一生に何度とないお産をより良いものにできるよう、 私たちも精一杯お手伝いします。陣痛から出産までにかかる平均時間は、初産婦では10〜12時間、経産婦では4〜6時間くらいだといわれています。しかし実際には人さまざまです。少しでもリラックスしてお産にのぞみましょう。

赤ちゃんが産まれたら、カメラ・ビデオで撮影できます。たくさんの思い出を残してあげてください。当院では出産後１時間ほど、早期母子接触（カンガルーケア）の時間を設けております。ゆっくりと赤ちゃん・ご家族とお過ごしください。

入院のお部屋へ案内いたします。赤ちゃんと同じお部屋で過ごすかどうかは、バースプランなどを参考に、そのときのご希望に添って対応いたします。

病棟に到着したらお部屋へご案内します。希望されていたお部屋が満室の場合、 別のお部屋にご案内となる可能性がありますのでご了承ください。赤ちゃんの状態のモニタリングを行い、入院の手続きを行います。入院中のスケジュールを確認し、 病棟内をご案内します

病室にて夜の食事を食べ、 ゆっくりお休みください。手術当日は午前0時以降絶食となりますので、 朝の食事の提供はありません。

当日は朝から手術に必要な処置（点滴・手術部位の剃毛など） が始まります。午前の手術開始の方は当日朝６時、午後の手術開始の方は９時まで水分が摂れます。
ご家族は手術予定時刻の１時間前までには病棟にいていただくようお願いします。

手術時間になったら、歩いて3階の手術室へ移動します。ご家族も手術室の前までお見送りしていただけます。背中から注射をし、麻酔がかかると手術開始です。

赤ちゃんが生まれた後、小児科医師と助産師が赤ちゃんの状態をみていきます。赤ちゃんとお母さんの状態が良ければ、 手術台の上で赤ちゃんと対面できます。

赤ちゃんはお洋服を着て、お母さんより一足先にA4病棟に行きます。生まれた後にサポートが必要な赤ちゃんは、手術室から直接NICUもしくはGCUへ入院となります。

病棟へ到着したら、ご家族と赤ちゃんが面会していただけます。写真や動画を撮っていただいた後、体重を測ったりするため、再度赤ちゃんをお預かりします。

お母さんはベッドでお部屋へ戻ります。お母さんの状態が落ち着いたら赤ちゃんとゆっくり過ごしましょう。